平成20年1月12日、鳥取養育研究会ニュース13号を郵送しました。
メールマガジン版を配信しました。

<目次>
[1]新年のごあいさつ
[2]特集1 第2回鳥取養育研究会研究発表大会に向けて
[3]研究報告:研究グループ児童福祉研究会
[4]特集2 家庭支援
  ・ 「自立支援について思うこと」
  ・ 「あなたがいなけりゃはじまらない」

[3]研究報告  今、研究グループの1つとして、児童養護施設などの研究を行なっている『児童福祉研究会』を立ち上げています。施設職員、大学関係者、学生などを中心としたメンバーが調査・研究活動を行っています。今回、少しではありますがその研究結果をみなさんにお伝えしたいと思います。興味をもたれた方や詳しく結果を知りたい方は1月27日(日)の養育研究会研究発表大会で田村崇さんが職員アンケートについて発表されます。

 児童福祉研究会では、現在、全国の児童養護施設に勤める施設長や施設職員の方にご協力いただき、アンケート調査を実施しています。この調査は児童養護に関わる方々のこの仕事に対する考え・子供観・親観・施設そのものについての意識などを調査し、現状を明らかにする事を目的とするものです。調査内容を通して、児童養護を取り巻く社会的・人的状況、理論と実践の溝、職員や施設長の現状などが見え始めています。

 表は、職員はどのような研修を必要としているか、職員と施設長に5つまで回答して頂いたものをグラフにしたものです。職員と施設長には、職員のほうがより現場で必要とされるスキルについての研修を望むなどの違いも見られますが、「被虐待児のケア」「親支援の仕方」「コミュニケーションスキル」ではいずれも高い値を示し、共通した必要性を感じている事が伺えます。施設長については「子どもの発達理論」が高いのも特徴です。職員は「子どもの発達理論」に加え「障害児理解」「子どもの叱り方」など、より実践的な子ども理解についての研修を必要としている事が推測できます。また、研究会の場では研修の形態そのものについての議論も交わされ、研修形式・職員の研修への参加方法などから、今の研修制度が有効なのかも論じられました。

 ※メールマガジン版にこの表を掲載しておりませんでした。申し訳ございません。